若年性じゃないトリプルネガティブ乳がん克服ブログ

トリプルネガティブ乳がんを宣告されてから私がしたこと

生理について

37歳の頃、私は気絶するほどの生理痛に毎月苦しめられるようになりました。

 

その前から、PMSや生理痛は重い方で、生理には悩まされていましたが、出血の量も、夜用多い日用とかでも、漏れるくらいになり、痛みで気を失うという事が何度かあり、個人経営の婦人科へ行きました。

 

診断の結果、子宮内膜症が酷くなった「子宮腺筋症」でした。

 

低容量ピルで排卵を抑えて、生理を軽くする治療法がとられました。

 

乳がん発覚まで、4年くらいピルを飲み続けていて、乳がん発覚してから、がんセンターの医師からピルの影響で乳がんになるリスクがある事を知りました。

 

その事を、婦人科の女性院長に伝えると、すごく冷たく、「うちは関係ない」「小規模病院なので、もうあなたのような大病者は診れない」と告げられました。

 

その時は、乳がんの事で頭がいっぱいで、あまり深く考えませんでしたが、治療完了後、子宮の超音波を元の病院でしてもらってくださいと言われたので、仕方なく連絡すると、「あなたの事は、もううちでは診れません。診るとなると、全ての検査をしてもらうし、お金もかかるし、時間もかけさせてもらう、平日の昼間じゃないとダメ」など、来ないで欲しい感満載な対応で、もうココで診てもらうの怖いなと感じたので、別の病院を探すことにしました。

 

なんの病気でも、病院選びは大切ですね!

 

ピルは、がんセンターの医師よりすぐに中止した方がいいと言われたので、服用をやめましたが、その後、襲ってくるであろう生理痛が怖くて仕方ありませんでした。

 

しかし、私は抗がん剤治療を早々に開始したので、1度だけ生理が来た後、止まってしまい生理痛の悩みからは解放されました。

 

私達夫婦には、子供がいません。

24歳で結婚して、最初は、不妊治療に通ったり、色々やりましたが、自然に任せることにして、結局授かる事ができませんでした。

 

そして、治療前に卵子凍結保存をやるかやらないかを確認されましたが、それにも時間がかかると聞き、これ以上進行してしまうのが怖くて、出来ませんでした。

 

ガン治療は、所々で、重要な選択をしなくてはならない場面が訪れます。

後々後悔しない方法を、早急に出さなくてはなりません。

私は、今治療を優先したことが正解だったと思っています。

これを読んでくれてるあなたも、自分で考えて、決めてくださいね。

何が正解なのかは、人それぞれ何を大切に考えているかにもよりますから。

 

余談ですが、抗がん剤閉経して5年…生理がまた戻ってきたようです。

だいぶ子宮を休めたので、腺筋症は回復していました。

 

子宮体がんなども出血を伴うことがあるらしいので、先程の病院の後に探した信頼できるクリニックで診てもらった所、ホルモンの数値が、まだ完全ではないらしく、来たりこなかったりするらしいです。。。

 

人間の体は、ホント不思議だなぁと思いました。この5年もの間、一生懸命回復しようとしていたんだと思い、改めて体を大切にしていこうと思いました!