若年性じゃないトリプルネガティブ乳がん克服ブログ

トリプルネガティブ乳がんを宣告されてから私がしたこと

検査結果について

2013年5月31日、夫と二人で検査結果を聞きに行きました。

結果は、分かり切ってはいたけれど、

誤診であって欲しい

細胞診で、「がんじゃなかったよ(笑)」って言ってほしい

何かの間違いであってほしい

もう、そんなことばかり待合で考えていました。

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が、、、

現実は厳しく

乳がんでした」

「タチの悪いタイプで、トリプルネガティブ(※)でしたので、ホルモン治療も、ハーセプチン治療も効きません。抗がん剤治療のみです」

腋窩リンパ節に転移してるかは、分からないので、ステージは2か3」

「もう5センチの大きさになってるから、全摘しかできない」

 (2週間前のエコー検査では、2.5センチでした・・・)

「抗Ki67抗体の値が67%で、高いため悪性度が高い」

(20%以上は、もうまとめて悪いとおっしゃっていたような気がします)

「術前化学療法をやって、がんが小さくなれば部分切除も可能だが、

小さくならなかった場合は、直ぐ手術する」

という内容のものでした。

(※)トリプルネガティブとは・・・

   ホルモン受容体 ER 陰性

   ホルモン受容体 PgR 陰性

   HER2 陰性

   この3つがネガティブ(陰性)のものをトリプルネガティブ(TNBC)という。

   サブタイプと言って、ホルモン陽性の場合は、ホルモン治療+抗がん剤

   HER2陽性の場合は、新しく良く効く分子標的治療薬の

   トラスツズマブ(ハーセプチン)がありますが、

   トリプルネガティブはまだ特効薬的なものがなく、予後不良の場合が多い

   (現在研究を進められており、効果のある薬が発見されているそうです)

 

乳がんの事はよく分からなかったけれど、

この「トリプルネガティブ乳がん」のことは知っていました。

テレビでも「余命1か月の花嫁」の主人公の方がこのタイプだったこと。

だいぶ前に、なぜか気になって読んでいたブログの方もこのタイプでした。

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「私の人生、このままでは悔いだらけだなぁ」

ここで終わるわけには行かないと思いました。

また、私以上に家族が辛かったと思います。

この家族のために、絶対治して生きてやろうと思いました!